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映画にショックを受けて…

昨夜、こちらのテレビで映画「The Green Mile」を放映していました。
私は、家の中をあれこれしながら時々画面を見ていただけなので全然ストーリーは解らないのですが。
トム・ハンクス演じる警察官と死刑囚のお話なのかしら???

時代はかなり前の設定のようですが、たまたま電気椅子で死刑になる場面を見ていたのですが、驚いたことに当時は見物人がいたんですね。

あれをわざわざ見に行く人の気持ちってなんなんでしょうか?
関係者(死刑囚の家族とか被害者の家族とか)ならちょっとは解りますけど、人がああいう形で死んで行くのを見ると言うのは今では考えられない事ですよね。

たとえ死刑囚といえども最後まで最低限の人権はあるわけでああいうのが許された時代の思想をその時代に生きていない私が理解するのは難しいことのようです。

でも、見る権利があったとして、それを見に行く人間の気持ちをもっと分析したいなと思いました。

映画はその後も延々と続くようでしたが、遅いので家族全員寝てしまいました。
長男はきちんと見たいのでビデオを借りてくると言っていましたが、私も映画の狙いが全然わかっていないのでちゃんと見ようか迷っています。

あの光景は夢に出てきそうでした。

もし、今の世の中で同じように死刑執行を見られるとして見に行く人がどれくらいいるものでしょうか?


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不倫に走る人のレメディー

「蓼食う虫も好き好き」とか「あばたもえくぼ」とか古来、人が人を好きになるのは十人十色、それぞれだと解っていることですが、一人の人間の中で何故か同じタイプばかりを好きになると言うのも良くあると思います。

不倫は癖になると言う話もありますが、そう言った形の愛ばかりを選んでしまう人用のレメディーと言うのも実はあります。

ホメオパシーのバイブルとも言うべき、処方するレメディーを選ぶ時に使う辞書「Repertory」のMind(心)セクションには色々な愛形が表記されています。

Loveーailments、from disappointed
    失望から病気になってしまうような愛

Love-unhappay love
    不幸せな愛

Love-unrequited love
    報われない愛

Love-married person、with
    結婚している人との愛、つまり不倫ですね

Love-one of her own sex、with 
    彼女と同じ性との愛、つまり女性同性愛

Love-one of his own sex、with
    彼と同じ性との愛、つまり男性同性愛

Love-with someone、unobtainable
    手に入らない誰かとの愛

この辞書が作られたのは随分前のこと、昔から苦しむ愛情関係はあったんですねえ。 
 
歴史を見ても、ほんの些細な愛情のもつれから一国の一大事に発展すると言うのはたくさんありますものね。

愛し愛され満たされる、皆がそうでありますように…

*ちなみに不倫用のレメディーは、Ignatia、Nat-mur、Staphysagria です。
IgnatiaとStaphysagriaは、ページ一覧の救急レメディーにありますのでご覧下さい。
Nat-murは、過去の私の日記(6月8日)をご覧下さい。


男が女を愛する時

男が女を愛する時、それはどんな時なのでしょうか?
愛し方には人それぞれ違いがあると思いますが、男も女も愛している人から愛されることが一番の喜びではないかと思います。

アメリカ映画に「男が女を愛する時」と言うのがあります。
ご存知でしょうか?
私が個人的に好きな俳優、メグ・ライアンとアンディー・ガルシア共演の夫婦の愛を描いたドラマです。

子持ちの学校教師メグがカフェでパイロットのアンディーと知り合い結婚し、もう一人子供に恵まれながら、アルコール依存症になってしまい、治療から立ち直って断酒会のスピーチをするまでを描いています。

こんなに愛しているのに何故、妻はアル中に?と悩み苦しむ夫、退院してきた彼女を暖かく見守ろうとしながらも歯車が合わず、結局子供と彼女を置いて家を出ます。

断酒会のスピーチに招かれた夫はそこで妻の真実の姿を見て、お互いを理解しあい必要とし合っていることを確認してハッピーエンドとなりますが、愛し合っている夫婦でも危機は訪れるものだと妙に納得したりします。

実はこの映画を選んでホメオパシーのレポートを書いたことがあります。

好きな映画を選んで、その登場人物を分析してレメディーを処方すると言うものでした。

私はメグを選んで最終的にはNux vomicaと言うレメディーを処方しました。

これは一口で言えば、アルコール依存症に使われることが多く、また、攻撃的で乱暴なところがあったり、混乱していたり、衝動的な行動を、気難しく、イライラしているというのが特徴です。

中でも映画の中の台詞に「午前4時になると始るの。」と言うのがあります。朝の4時に目が覚め、それからが彼女の苦悩の始まりなのです。

これも、Nux vomica の大きな特徴です。

今晩は、冬の夜長、ビデオを借りてみようかと思っています。
タイトルは「ショコラ」ご存知チョコレートにまつわる名画です。英語なのでちゃんと理解できるかどうか不安ですがチャレンジします。


子供の試合に白熱する親

オーストラリアのテレビ番組で平日の夕方6時半から「Today Tonight」と言うものがあります。

NHKの「クローズアップ現代」みたいな番組で話題のことや事件、問題になっていることを取り上げます。
NHKのそれが30分で一つのテーマを掘り下げるのに対してこちらは30分で(しかも民放なので宣伝あり)3つくらいのテーマについての映像とコメントがあります。

好きで良く見るのですが先日、子供のサッカーの試合に関与する親の姿が放映されました。

日本と違い、オーストラリアでは公立の小中高ではクラブ活動というものがありません。私立の学校にはあって、体育系のクラブでは、平日に2回くらい練習があり毎週土曜日に試合と言う形式です。

公立に通っている子供は地域のスポーツクラブ(クラブチームと呼)に入り、冬は、サッカー、ラグビー、ホッケー、ネットボール(女子のみ)、夏はクリケット、ティーボール(野球に似ている)などをします。日本で言うリトルリーグみたいなものと考えてください。

練習も、試合も、親の協力なしには成り立ちません。
学校もお稽古事も親による送り迎えが当たり前のこの国では白タクとなった親が熱心に練習や試合を見ています。

その応援振りがテレビで放映されたわけですが、子供の試合に熱中するあまり、いわゆる放送禁止用語の連発。
「GO! Go!…!」「ピー!!!」と禁止用語を消す音の繰り返しなのです。
挙句の果てに相手チームの悪口、子供を殴る始末でフィールドは親の乱闘場と化しています。

私の長男もサッカーをやっていますが、毎週土曜日の試合で放送禁止用語を叫んだりましてや殴る蹴るの乱闘を繰り広げるなどいまだかつて見たことはないのですが、同じシドニーとは思えない話で呆然とテレビを見ていました。

日本で子育てしたことがないのでわからないのですが、日本のリトルリーグもこんなに白熱?するものなのでしょうか?

私はいつも負けている息子の試合(ほとんど勝ったことがないほど弱いチームなのです)を醒めた目で見ながらある意味白熱できる親御さんを羨ましく思っています。




チョコレートと母子関係

チョコレートがホメオパシーのレメディーとして承認されたのは、比較的新しく、1993年のことです。

前の日記にチョコレートと酵素の関係を書き、チョコレートが「愛情」とは切り離せない食べ物であると記しました。

プルービング(レメディーを認証する一つの治験の方法、HPのページ参照)の結果、栄養学だけでなくホメオパシーでもチョコレートと「愛情」が深く繋がっていることが解りました。

チョコレートのキーワードは「Hedghog」です。Hedgehog はハリネズミのことです。(口語では怒りっぽい人の代名詞にもなっています)なぜ、キーワードがハリネズミかと言うと、その親子関係にあります。
ハリネズミの母親は早くに子供を巣から追い出し、切り離します。つまり密接な母子関係を持つ時間が大変短い動物の代表で、それがチョコレートレメディーのテーマでもあるのです。

ハリネズミは先ず最初に愛情を示しますが、その後、早い段階で子供にそのとがった針で一杯の背中を向けることで子供は完全に見捨てられたと思うそうです。

チョコレートレメディーを必要とするのは、早くに母親と切り離された人です。これは、何も物理的なことだけではありません。母親が早くに死亡したような例だけでなく、家に母親がいてもその存在が希薄な場合、愛情を示していない場合、育児をきちんとしていない場合なども当てはまります。

また、仕事の関係で早くから母乳を切られ保育園に入れられた場合やすぐに下の子供が出来てしまった場合などもあります。
私自身、働く母親をやっていましたのでそれを言われるのは好ましくないのですが、一応そう言うことになっています。

(では、物理的な接触の時間が長ければそれで良い母子関係が築けるかと言うともちろん一概に言えることではないですし今日の日記ではそう言う問題を話し合う目的はないので今回はそう言うこととは切り離してお読み下さい)

母がそこに居ても、寂しいと感じる子供、愛情が足りないといつも感じている子供に適合したレメディーです。
まだ、母親のおっぱいが必要だと子供が思っているのに別れさせられた子供は寂しさと同時に家族から見捨てられたと思い込んでしまうケースなども含まれます。


同じような立場の子供は、それと同時に未来への不安、怪我をするのではないかと言う恐怖などの感情も生まれます。
また、絶えずお腹を空かし、食べ物を探し回るジプシーのような気がしたりします。そして食べ物と同様に愛情を求め続けます。

チョコレートレメディーの人は、恐怖の対象をたくさん持っています。特に動物に対する恐怖があったり動物の夢をよく見るそうです。

現代人がチョコレートをとても好きなのは母子関係の希薄さと深い関係があるのではないかと思います。

また、チョコレートレメディーの人はチョコレートブラウンの洋服などを好むという報告もあります。
(実は私は茶系が好きだし似合うと言われております。)

私自身、母と私の関係、私と息子の関係を見て思い当たる節があって、今度飲んでみようかと思っています。

ところで、前回の「チョコレートとゴキブリ」の日記でチョコにゴキブリが入っているらしいと書きましたが、やはり本当の事です。

チョコレートを作る際、ゴキブリを完全に取り除くことは不可能で、法律的に4%までの含有率が認められているそうです。ですから、これは原材料としては載っていませんが入っている事は動かしがたい事実だそうです。

チョコレートを嫌いな人はあまり居ませんが、煙草のようにはまっている方は、来し方を振り返って見てください。
思い当たる節はありませんか?


心の健康、身体の健康

アメリカ人、ナチュラルセラピスト、ルイーズ・ヘイ(Louise Hay)をご存知でしょうか?
自然療法関係の本を随分書いていて日本語の翻訳も出ているようです。

その彼女の著作の中で「Heal Your Body」と言うのがあります。
そこには身体の病気と心の問題が取り上げられています。
表のようになっていて、一番左のコラムが身体的問題(病名)、真ん中のコラムがその病気の原因となる心の問題、そして一番右側のコラムには新しい考え方が提示されています。

以下に抜粋していくつか書いて見ます。

にきび:自分を受け入れない、自己嫌悪ーあるがままの自分を受け入れる。

アルコール依存症:罪悪感、自分を拒否、何事も無駄ー現在を生きているのだ、その瞬間その瞬間が二度とない時間だ!自分を愛そう!

貧血:「うん、でも…」と言う感情、喜びに欠ける、-自分の人生を愛そう、喜びはすべて安全なものだ

拒食症:自己否定、自己嫌悪、異常な恐怖ーこれは安全だ、このままの私が素晴らしい、生きることを選ぶんだ、自分を受け入れる

不眠症:恐れ、人生の過程への不信、罪悪感、-今日のことは今日のこと、後は寝るだけ、明日には明日の風邪が吹く

と言う具合です。

延々とアルファベット順にメジャーな大体の病気が網羅されています。

思い当たること、思い当たらないこと色々あると思いますが読んでいると結構参考になります。

他に、特に知りたい病名がありましたら書き込みして下さい。解る範囲でお答えします。

いずれにしても、心と身体の健康は裏表、一つのことなんですよね。どちらかだけが健康なんてことはあり得ないと思います。
そういう意味で「病は気から」だと思います。



豪州寄付金事情

募金、寄付金の類は何処の国にもありますが、オーストラリアのちょっと変わった寄付金?についてご紹介しようと思います。

私立の学校には寄付金が付き物、これも何処の国もいっしょだと思います。

ところがこちらは公立でも寄付金があります。
それも色んなやり方、種類があってこちらに来てから初めて知った時には結構驚きました。軽いカルチャーショックと言うやつです。

基本的には公立の学校は授業料は無料です。
ただ、学校ごとにいろんな名目でお金を集めます。
修理積立金とか図書費などがそれにあたります。

他に、PTA主催でバザーや行事をしてお金を稼ぎます。
バザーなどは日本にもあると思いますが。
例えば、選挙の日(ちなみにここは選挙権は権利ではなくて義務なので投票しないと罰金が科せられます)学校の体育館のような建物が選挙会場に充てられますが、そこで父母の作ったケーキを販売します。その売り上げで備品をそろえたりするわけです。他にもゴルフコンペ、ダンスパーティーなど楽しい?行事も結構あります。

そして、チョコレート売り。これがとてもポピュラーで、大きな箱に有名なメーカーのチョコが20個入っていて最低その一箱が割り当てられそれを一個3ドルとか4ドルで近所、会社、親戚などに売りまくります。
公立の学校ですから皆さん近所なので、近所で売るのは実は難しいのです。親戚を持たない日本人には結構辛い仕事です。日本人のお母さんはコミュニティーも小さく重複しているので、多くの日本人は自分で半分くらいを買って、家で食べるか一時帰国のお土産にでもしているようです。

これは日常茶飯事で家に誰かが来てチョコを持っていると「あ~またか!」の感覚ですが、子供が売りに来るとつい可哀相で断れず買ってにきび(吹き出物)を作っています。

学校はまだしも、よく解らないのがお稽古事の類でこれをすることです。
例えば、我が家の長女は新体操を習っているのですが、そこの体操クラブでも毎年このチョコを子供、親に売らせて資金を作り体操の用具を買ったり遠征費用に当てたりします。

オージーは何の疑問も持たないようですが、私にはちょっと不思議です。
寄付、募金の類は、困っている人にするものという感覚が身についているのが日本人。

体操クラブなんて困っている人には当たらないと思います。
自分のお金をクラブに寄付するのは勝手ですが、クラブと何の関係もない人々から寄付を募るのはどういう感覚かしら?と首をかしげているのは日本人だけかもしれません。

実際、子供がそのチョコレートを近所に売りに行くと、30分ほどで完売して戻って来ますから、オージーは何の抵抗も疑問なく買ってくれているようです。

お国違えばなんとやら…ですね。


日豪のホームレス

日本ではこの不況のせいで随分「ホームレス」が増えたと聞いています。
オーストラリアにもホームレスはいます。
シドニーの市の中心街へ行くとやはり地べたに座ったりしている人を見かけます。

が、結構小奇麗(失礼を承知で)なホームレスも目に付きます。
本当は、小奇麗なのでホームレスには見えないのです。では、どうして、それとわかるかと言うと、バックパックに雑誌を持って、それを道行く人に売っているからなのです。
この雑誌は、A4サイズの小冊子で「ISSUE」と言う名前です。

これは、ある慈善団体がホームレスが売ってお金を得られるようにと発行しているものなのです。

原価でホームレスが仕入れて3ドルで売っています。雑誌の内容は結構硬めの真面目な内容だそうです。(注、買った事ありません。)

その売り上げで生活したり、社会復帰のための資金にして下さいと言うことのようです。

中にはそのお金をこつこつ貯めて、背広を買い、就職の面接に行った例もあるそうです。

教会がやっている炊き出しなどもありますが、こういう形で社会復帰を手伝うと言うのは積極的で向上できる助け方だな
と思って感心しています。

日本にはホームレスの住処として、東京は「山谷」、大阪は「釜が崎」が有名だと思います。

大学に入った最初の夏休み、「釜が崎」で1週間のボランティアをしたことがあります。
キリスト教会系の団体が主催するもので、教会所有の釜が崎内の建物で寝起きしながら炊き出しの手伝いや、児童館の手伝い、喫茶店でのウエイトレスなど色々やりました。

一日1200円が教会から私達に支給され、それで3食の食事代、銭湯代、おやつ?代などを賄い、日雇い感覚を経験すると言うものでした。

夏の大阪ですから銭湯代はどうしてもケチれない、すると食事をケチることになります。大衆食堂で一皿100円のおかずを悩みに悩んで選び、節約に励み、風呂上りのジュース代にまわしました。そのジュースの味は今も忘れません。

そのたった1週間の経験がどれほどのものかと問われると答えようがありませんが、やっぱりやらないより取り合えずやってよかったと今も思っています。

道端にしゃがんで「おっっちゃん」の語る故郷の思い出を聞いたあの暑い夏は、私にとって忘れられない夏となっています。

あれから、○十年、釜が崎も変わったのでしょうか?


「最後の時」と向き合う

昨日のセミナーについて今日はちょっと書こうと思います。

ホメオパシーのセミナーなのですがテーマはPalliative Care です。日本語で言う「緩和ケア」、末期がんの患者さんなどの精神的、身体的苦痛をやわらげることを目的としています。

日本では、医者と看護婦が中心となって、身体的苦痛(痛み)をやわらげることを主にいわゆるモルヒネなどの薬を使ってその治療にあたっているのではないかと思います。

オーストラリアでも主体となっているのは日本と同じでホメオパシーを正式に病院として採用しているところはあまり無いと思われます。

ただ、患者さんがそれを望めば、許可されているとは思いますが。

末期癌の患者さんは、肉体的な痛みはももちろん、精神的な苦痛を抱えていてそれに対する治療をとても必要としています。それは患者の家族にも言えることで、そういう患者さんの家族の心の悩みは深いものがあると思います。

ホメオパシーはその両方にとても有効的な方法です。

処方の仕方は色々ですが、先ず、その人のコンスティチューショナル(基本体質)レメディーを与え、そのほかにオーガンレメディーと呼ばれる、その身体的症状に合う(ある特定の臓器に合う)ものと併用したりもします。

初期の癌ではこのオーガンレメディーで腫瘍を小さくした例はたくさんあります。
また、末期における心の問題(死への恐怖、残していく家族への思い、自分の人生への思い、未練、執着、などなど)には、このコンスティチューショナルレメディーが効いて、葛藤を乗り越え、穏やかな死を迎えることが出来ると言われています。

ホメオパシーにおいても、現代医学においても、このPalliative Careは「死というものは、人間の一生において一番大事な時間の一つである。」と捉えることが重要です。

「どうやって最後の時を迎えるか?」これが一人、一人に与えられた命題のようです。


ぼやき、つぶやき…

一本しかないベージュ色のパンツに絵の具のようなものが付いてしまって買い換えようと、昨日、近所の洋服屋を覗いて居たのだけれど、サイズがないのです。

日本では私のボディーは平均サイズ、でもここではXSに値するのです。冬のバーゲンが始っていますが安くなっているのはどでかいサイズばかりで昨日は諦めました。

そして、今日、セミナーがあって一日出ていたら、そこでホメオパシーの本がバーゲンになっていて、3冊で180ドル。
高いのだけれど普段の値段から言えば確かにバーゲン。

パンツが本に化けてしまいました。

ホメオパシーの本は何故かインドで印刷、発行されたものが圧倒的に多いのです。

発祥の地であるドイツやヨーロッパよりもインドの方が盛んだと言えます。

ペーパーバックのような装丁の本はとても安いのですが、ハードカバーのホメオパシーは専門書とは言え随分高いです。

昔から本はとにかく大好きで本代だけはケチらず、現役の大学生の頃は、専門書を神田の古本屋まで捜しに行って手に入れていましたが、所帯を持つと本に使えるお金はとても限られます。

う~残念。
図書館から借りてはコピーして本にしています。

大体、紙類はオーストラリアはとても高い。
トイレットペーパーからノートまでとにかく高い。

日本へ帰るたびに街頭で配られているポケットティシューをあさるように持ち帰っている私です。

いくら宣伝とはいえ、あれをただで配っている日本はここから見たら信じられないところでしょう。

オーストラリア人はポケットティシューなんて必要としていません。だって、ハンカチにブーってかんでいますから。

経済的で宜しいかも知れませんが…
(どうしても真似できない私です。)


ジョーの事…

前にも書いたと思うけれど我が家から歩いて5分くらいのところに小さなショッピングビレッジがあります。

スーパー、花屋、肉屋(なぜか2軒も)、郵便局、洋服屋(これもなぜか4軒もある)レストラン、カフェ、八百屋などなど、結構便利で私のお気に入りの場所です。

この街に引っ越して来て約10ヶ月経つのですが、住み始めてすぐジョーのことを知りました。

ジョーはいわゆるホームレスに近い人です。
と言うか、最初私は彼をホームレスだと思い込んでいました。
朝から夕方までこのショッピングビレッジのあたりをショッピングカートを引きずりながらうろうろしたり日向ぼっこをしたりしていました。

髪は長く、ひげも長く服装はいつも同じでだらしなく着ていて、多分知らない人が見たら誰でも彼をホームレスだと思うでしょう。歳は解りませんが、多分60歳前後だと思います。

ショッピングカートの中にはスーパーで貰うビニール袋、そしてその中にはコーラのペットボトルがよく入っていました。

毎日見かけるのですが、このショッピングセンターのお店の人たちにとって迷惑ではないのだろうかと正直考えたりもしました。

ところが、このあたりのお店の人達は彼にとても親切なのです。
たまに、カフェのテラスの椅子でコーヒーを飲んでいることもありました。

多分お風呂にも長いこと入っていないのでしょう、傍に行くとどうしても臭います。
彼もそれを解っているようで、お店の中には決して入ろうとはしません。

人に迷惑をかけることも無くわめいたりお酒を飲んでいたりすることも無く、ただ一日そのあたりをうろうろしているのです。

ある日、子どもと彼について話をしたら、次男の友達が近くに住んでいて地元の人なので彼のお母さんがとてもジョーの事に詳しいようでした。

息子の話によると、ジョーは家を持っているとの事。
ところが家に怖くて入れないのだそうです。
いくつの時かは定かでないのですが、ジョーのお母さんが家で亡くなって以来、家の中に入る事が出来ず、ガレージで寝起きしているとの事です。
多分母親の死がきっかけで心を病んだのでしょう、もちろん働くことも出来ず、福祉のお世話になっているようでした。

ある日、ふっとジョーを最近見かけないことに気付きました。
息子に聞くと、彼の友達曰く、どうやら亡くなったらしいと言うのです。
誰も事の真相は知らないようでした。
病気だったのか、事故だったのか、それとも健康を損なって施設に収容されたのか?

ショッピングセンターに行ってはふとジョーのことを思い出し、今頃どこで何をしているのだろうと思い巡らしています。


ダイエットと月の満ち欠け

ダイエットと満月がリンクしていることご存知ですか?

人間の誕生は潮の満ち干き、月の満ち欠けと密接に関係していることは誰でも知っていますが、人間の身体は誕生後も月に支配されていると言っても良いと思います。

1800年代にフランスで活躍したホメオパスに Jean Gallavardinと言う人がいて、彼は、「Plastic Medicine」を書きました。

Plastic Medicine、つまり、美容整形をホメオパシーでやろうと言うのです。
もともと彼はそのつもりで治療していたわけではなくこれは偶然の産物から生まれた手法だったようです。
この美容整形とはどんなものかと言うと、ダイエットは言うに及ばず、姿勢、顔色、目の隈、しわ、若返り、O脚、X脚、乳房の矯正(大きくする、小さくする、垂れているのを治すなど)顔のしみ、などなど。

例えば、しわと言っても顔の出る場所によって(眉間のしわ、目じりのしわ、額のしわ、唇の上、横のしわなど)レメディーは異なります。

それらが事細かに書かれているのです。
ダイエットも全身はもちろん、お腹の脂肪、二の腕の脂肪などこれも又その場所によって分かれます。

レメディーはその治したい箇所によって異なるわけですが、一番大事な事はそのレメディーをいつ服用するか?です。

そこで月の満ち欠けが関係してくるのです。

太りたい人、胸を大きくしたい人、など嵩を増やしたい人は新月から2日目に服用します。何故なら、月が満ちていくということは増えることを意味するからです。(何故、2日目なのかはちょっとわからない)

逆に、痩せたい人、胸を小さくしたい人は、満月から二日目に服用を始めます。

ですからどんなダイエットのやり方も痩せたい人は満月の二日目に始める事をお薦めします。

「Moon Wise」という本にも月の持つ不思議な力について色々書かれているのですが、昔の農夫は、種まきはすべて満月にやったそうです。
これから作物として大きくなるからです。

又、本来、女性の生理は満月に始るのが正しいのだそうです。となると時差を除けば世界中の女性がほぼ同じ日に生理が始ることになります。
すごい!

そして生理中は太りにくいと言われています。だから普段食べたくても制限している人はここぞとばかりこの時に食いだめ?出来るかもしれません。
これも、月が欠けていく時期と関係しているのかも知れないですね。

ちなみに次の新月は6月30日、満月は7月14日です。
是非、活用して下さい。
----- Original Message -----

送信者:
宛先:??????@bigpond.net.au
件名:19日の日記
送信日時:2003年6月19日


愛猫の舐める癖

我が家の愛猫リリーは今年の12月で6歳になるメス猫です。

Burmaseと言う種類でビルマ原産だそう。
その性かどうか、寒さが苦手で冬の間は暖房がないといられない。暑い分にはいくら暑くても構わないようです。

さて、Burmase種はどちらかと言うと活発な猫と言われていてカーテンを登ったりいたずらにもこと書かないと評判のやんちゃです。

ところが我が家のリリーはまったく正反対でスロー、怠惰、あほ!と猫らしくありません。

一日のうち20時間は寝ていると思われ、それ以外は食べているかボーっと外を眺めているか?

ゴキブリ、ねずみを見かけて逃げたことは数知れず、目算を誤ってテーブルや棚から落ちることも日常茶飯事。

一度などトイレの傍でジャンプして、便器(洋式)に後ろ足から落ちたこともあります。

彼女には妙な癖があって、家族(それも私と長男が主)を舐めます。それも顔が特にお気に召していて、寝転がっていると近寄ってきて舐め繰り回すのです。

夜は、ベッドにもぐりこむのではなく、頭の所に寝ます。
ぴたっと自分の身体を私の頭にくっつけて自分の顎を私の顔の上に載せお休みになります。

朝、気が付くと、たいてい、枕の上に彼女が寝ていて私はベッドから頭がほとんど落ちるようにして目が覚めます。

ペットには色々な癖があります。
もちろん病気もします。最近は人間と同じような病気をすると問題にもなっています。

ホメオパシーはオーストラリアでは広く動物病院でも使われていて、その効果のほどははっきり証明されています。

怪我や身体的病気はもちろん、家族が長期の旅行に出て預けるときの情緒安定などにはとても効果があります。

我が家のリリーは大変なおデブちゃんでしたが、Calc-carb(牡蠣の殻)を取ってからスリムに変身しました。

舐める癖にはPulsatilla (植物)が良いと知っているのですがやっていません。

何故かって? 舐めなくなったら寂しいと言うのが家族の一致した意見なのです…


コーヒーと昼寝の関係

コーヒーは残業してたり、徹夜で勉強したりするときに欠かせない刺激物です。

眠い目をこすりつつねじり鉢巻で頑張る姿、なんて今時あまり見かけない光景ですが、机のコーナーにコーヒーの入ったマグカップは、今も何処にでもある姿だと思います。

このコーヒー、カフェインの刺激で眠気も吹っ飛ぶことから夜の作業に愛飲されているわけですが、お昼寝の友であること、ご存知でしょうか?

コーヒーに含まれているカフェインが脳に到達して眠気に刺激を与えるのに30分は掛かると言われています。
ですから、コーヒーを昼寝の前に飲んでちょっと横になると、寝付くのに10分くらい、そして20分熟睡して自然と目が覚めると言うわけです。

又、20分の昼寝は身体に良と言われていて、夜の寝つきも却って良くなるそうです。

半信半疑で実行して見ましたら、ぴったり20分で目が覚めました。気分もすっきり、仕事も捗る。
それ以来、昼寝の前のコーヒーは欠かせません。

何を隠そう私は昼寝フリーク? 昼寝大好き人間なのです。

是非、皆さんもお試し下さい。


チョコレートとゴキブリ

チョコレートを嫌いな人、あまりいないと思います。
大好きな人、たくさんいると思います。かく言う私もその一人。

チョコレートにはゴキブリが原料として使われていると言う話、聞いた事ありますか?

数ヶ月前に、その話を聞いたのですが、だからと言ってチョコレートを嫌いになることも無く気にせず食べていました。

先週、ブラジル人の友達から聞いた話。

ご存知、ブラジルはチョコレートの原料「カカオマス」の産地です。
彼女が言うには、チョコレートはそのカカオマスを発酵させて作るそうで、その発酵の過程で当然ゴキブリが中に入ってしまいます。

そしてそれを除去することなく混ぜてしまってチョコレートの原料としてのカカオマスが出来上がるそうです。

つまり、ゴキブリは積極的に原料として使われている訳ではなく、偶然の産物として密かに侵入しているようです。

ところで、Phenylalanine と言う必須アミノ酸をご存知でしょうか?

このPhenylalanine の前身であるPhenylethylamine は、「Love-愛」を司る役目を持っています。
そして、このPhenylethylamine は、なんとチョコレートを食べる事で刺激されます!

愛が足りないと思う方は是非、チョコレートを食べましょう!

チョコレートはホメオパシーのレメディーにもなっています。割合、最近、認証されたものです。
ホメオパシーとしての「チョコレート」は、またそのうちにここで書きますね。

*注:私はチョコレート屋さんの回し者ではありません!
   あしからず。




けちと節約の違い

お金の使い方って人によってかなり違います。

Aというものには平気で使えるが、Bには中々…
このAとBが人によって随分違うものです。

例えば、私は今は家庭があるのでそんなことはありませんが、独身の頃は食べることにお金を使うよりは着るものにはるかに使っていました。

食べなくてもお洒落をしたかった時期でした。
今でもその気は多少?なりとも残っていて、あまり食べることにはお金を使いたくないタイプです。でも、弁解がましいですが料理をするのは大好きなんですが…

オーストラリア人はとてもシビアです。持っているお金の量と関係なく、無駄なお金は使わないのが国民性とでも言いましょうか。

例えば、私立の小中高の学校を例に取ると、
もちろんお金持ちのご家庭の子女が通います。授業料はかなり高くて年間16000ドルくらい(約120万円)とここの収入の平均(年に320~340万円くらい)を考えると目の玉が飛び出るような金額です。

制服ですが、これも公立に比べると高いです。
でも、この制服、(学校の制服売り場で買うのですが)中古がたくさん売られていてそれが当たり前なのです。
日本では中古の制服を売り買いするというのは先ずないのでは?

お金持ちだからと言って新しいのを買うのではなく中古で間に合えばその方が合理的と言うことでしょう。

オーストラリア人は、あまり貯金をしない国民としても有名です。お金は使うものであって、無駄なお金は使わないけれど、必要なお金は惜しまない。

この必要なお金の最たるものがホリデーです。
ホリデーのために働いていると言って差し支えないでしょう。そのためにはパーっと使ってしまいます。

けちにはなりたくないけれど節約は目的があれば楽しく出来ると思います。

その目的がお金を貯めることそのものではなくてそのお金を使って何かすると言うのが正しいことではないかと思っています。

そういう事をこの国の人たちは実践しているようで学ぶべき所がたくさんあります。


鼻をかむ習慣、トイレの習慣

国が違えば文化も習慣も違う、ごく当たり前のことですが、最初は面食らったり、中々慣れなかったりします。

オーストラリアに来た日本人がたいてい驚くのがオーストアラリア人の鼻をかむ習慣の違いでしょう。

日本では、人前で鼻をかむのは失礼だと教わっています。
もし、風邪を引いていたり、鼻炎だったりして鼻水がどうしても止まらなかったら鼻をすすって、鼻水がこぼれないようにします。

働いていた時、これをオージーのスタッフの前でやったら、「千佳、日本人は知らないみたいだけど、ここでは人前で鼻をすするのはとてもルード(無作法)だからこれからは止めなさい。」とこう言うのです。

では、「鼻水が垂れそうだったらどうしたらいいの?」と聞くと、そんなアホなことなんで聞くのという態度で「鼻をかむに決まってるじゃない。」と言われました。

「でも、いちいち、物陰に行って鼻をかむの、大変だし間に合わない時もあるでしょう?」と、素朴な質問をした私を、もう、呆れてこれ以上相手に出来ないと言う冷ややかな視線を浴びつつそれでも辛抱強く「あのね、どうして、物陰にわざわざ行く必要があるの?そこでかめばいいでしょ!」と言われ、二の句が告げない私でした。

でも、これがここでは確かに常識なのでした。人前で鼻をかむのと鼻をすするのとどちらが失礼か?

習慣が違うので議論しても仕方のないことのようです。でも、いまだに鼻をすする癖?を止められない私です。

排泄の問題は微妙です。

例えばトイレのこと…

日本では、家庭のトイレは、使用しているときはもちろん、使用していない時もドアを閉めていますが、こちらは、使用中のみ閉めます。つまりドアが閉まっていると言うのは使用中を意味します。
ところが面倒くさがりの私は家庭では使用中も実はドアを開けっ放しで逆に家族に迷惑がられます。(苦笑)

そんな私ですが、公衆トイレではあまり気持ちよく排泄出来ません。
排尿の音が外に漏れるのがとても恥ずかしいのです。
で、わざと水を流して音を消したりします。

これって、ホメオパシーの立派な症状なのです。
前にも話した、Natrum Muriaticum(塩)にそういう症状がちゃんとあるのです。

今年の3月末に日本は大阪に一時帰国をしました。
その時、どこかのデパートか何かの公衆トイレに入って驚きました。排尿の時の音を消すためのスイッチがあってそれを押したら水の流れる音が聞こえるようになっているのです。

私だけじゃなかったんだ、と思いました。これって、日本人独特の感情なんでしょうか?

無駄な水を使わず、節水にもなりますものね。

妙に関心した私です。


季節に振り回されないオージー

6月も中旬になりました。
シドニーは暦の上では冬です。
この、「暦の上」と言うのが日本人の感覚のようで、オーストラリアでは、「さあ、今日は6月1日。今日から冬です!」
と、宣言しちゃうのです。

実際、ここの所の日中の気温は20度くらい、冬というよりは春または秋。一応、枯葉のお掃除に追いまくられている私としては秋と言う印象。

枯葉を集めていると、焼き芋がしたくなるのが日本人。
でも、ここでは庭で枯葉を焼いている光景など目にしたことがありません。山火事(Bush Fire)を恐れるので禁止だと言う条例があると聞いた事もありますが定かではありません。

日本には衣替えというのが学校や、会社の制服にはっきりとあります。
ここでも、学校の制服には衣替えがあります。が、私服においてはそれはありません。
一年中、洋服ダンスの中にはTシャツとオーバーが同居しています。
街に出れば、タンクトップを着ている人とオーバーを着ている人が隣同士に座ってコーヒーを飲んでいます。
これ、大袈裟じゃなくて本当なんです。

日本では、「もう夏だから長袖着てたらおかしいわ。」と思って本当は着たくても無理したりしますよね。

それがここにはありません。
自分のしたいようにする、ごく当たり前のことなんですが最初はとても新鮮でした。

今日から冬と宣言する一方、冬だからセーター、オーバーを着ると言う感覚はないようです。

ここに住んで14年、それでも生まれ育った日本人魂が抜けきれていない私は、つい、「もう○○なんだから。」と考えてしまいます。

我が家の子供達は何処から見ても日本人ですが、内面はすっかりオーストラリア人で、一年中、ほとんど半そでを着ています。
その若さが羨ましいこのごろです。


夢から探る深層心理

貴方は今日はどんな夢を見ましたか?
最近見た夢で印象に残っているものはどんな夢ですか?

こんな問いかけをホメオパシーのカウンセリングでは良くします。

レメディーについて書かれている「マテリア・メディカ」にもDreamー 夢という項目が必ずあって、そのレメディーに当てはまる人がよく見る夢が書かれています。

ただ、その本には夢の具体例が載っているだけでそれが意味するもの、背景などが書かれているわけではありません。

そこでコンサルテーションの中では患者さんが語る夢の翻訳をホメオパスが独自にしなければなりません。

例えば、ある人が「ライオンに追いかけられる夢を見た。」と言ったとします。では、ライオンは何を意味するのか?
たいていの人のライオンに対するイメージは「怖い、強い、王様」などと言うものだと思います。
そこで、この人は、何か自分より強いものからの不安やプレッシャーを抱えていて苦しんでいるのかなと、翻訳したりするのです。

ところが、「大きな波を見た。」などと言った場合はちょっと違います。何故なら「大きな波」に対するイメージはかなり人によって変わってくるからです。

また、その人の育った文化や背景によっても意味するものは違います。
大都会のど真ん中で育った人とアフリカの奥地で育った人の動物に対するイメージには相当のギャップがあると思います。

ですから、患者さんが自分(ホメオパス)と違う文化を持っている場合には、安易に自分のイメージで翻訳することを極力避けなければなりません。

ですから、カウンセリングでは嫌がられるくらい、しつこく追求することもしばしばです。

「貴方にとって、大きな波とは何を意味するのですか?」と、質問し患者さん自身に答えてもらいます。
そう言う問いかけを繰り返すことで患者さん自身が、自分が心の奥底で何に怯え、何に怒り、何に不満を覚えるのかを知ることにもなるのです。

さて、私の夢ですが、夫に「お前は不幸な人間だなあ。」と言われるくらい楽しい夢を滅多に見ません。

物を失くす夢、何かを捜している夢、試験に失敗した夢、仕事でミスした夢、ご馳走が目の前にあって、さあ、食べようと手を伸ばした途端、目が覚めてしまう…と、まあ、こんな感じです。

皆さんは今晩、どんな夢を見ますか?


親子の自立って?

前の日記や、掲示板にも書いたことがありますが私と両親の関係はあまり良い物ではありません。
最も、両親はそんな風に思っていないと思いますが…

今朝、ストーブの前で昔の「栄養と料理」2001年5月号(女子栄養大学出版)をめくっていたら「親子の自立ってなんだろう?」と言うテーマの特集記事が掲載されていました。

そこには具体例として3つのケース(どれも娘と母親の問題)が紹介されていましたが、なるほどと納得できるものがありましたのでここに紹介します。

皆さんは「心理的誕生」と言う言葉をご存知ですか?
私は初めて聞いたのですが…

人間は誕生してしばらくは「万能感」と言う感情にひたるそうです。これは、赤ちゃんが乳児期に体験する感覚のことです。おなかがすいて泣くとミルクをもらえますが赤ちゃんに「貰っている」と言う感覚はなくて、訴えるだけで要求が満たされる、と言う感覚があって、これを万能感と言うのだそうです。

でも、1歳半くらいになって自我に目覚めるようになると自分の望むことが必ずしも叶わないと言う現実に気付き、これを「自我の危機」と呼ぶそうです。

この時期がとても親子関係では大事で、ここで親が子供をありのままの姿で受け入れてあげると、子供は親の受容を通して自分と他人がお互いに依存しあう関係だと認識し、ありのままの自分を信頼できるようになるそうです。

この過程が「心理的誕生」で自分を信頼できるようになると。親からの健全な自立の芽が出るのだそうです。

ところがこの時期に、親が何らかの理由で精神的に不安定であったり、また、親自身が心理的誕生を体験していないと、子どもをありのままに受容することが難しく、自分の基準に合う部分だけを受け入れるような態度を取ってしまいます。

こうなると、子供は自分自身のありのままの姿を親の前で自由に表すことが出来ず、親に受け入られるように振る舞い必死で親の目から見た良い子になろうとしてしまうのだそうです。

このような環境の下で育つと自立に向かって成長するのではなくて親に認めてもらう生き方をするようになり、親は子供を自分の目にかなうようにコントロールしてしまうのだそうです。

紹介されていた具体例で筆者は「心理的誕生」は大人になってからでも遅くないと言います。
今からでも親に自分の感情を正直に伝えることが大事だそうです。

人のせいにする生き方でなくて自分の責任で自分の人生を選び取る、そんな生き方を今からでもやってみようと思った次第です。


その人のすべてと向き合う

最近読んだ本(小説)の中の一節に次のような一文がありました。

「~その人の付き合いやすいパートだけ選んで付き合うなんて、どだい無理な話だ。付き合いやすいパーツも付き合い難いパーツもすべてひっくるめてその人で、その人と付き合おうとするなら、そのすべての向き合うしかない。~」

ちなみに本の名前は「MONENT」本多孝好著、集英社 です。

その通りなんだけどこれを実践するのは以外に難しいと思うのは私だけでしょうか?

私に欠点も長所もあるように誰にでもそれらはあってそしてその全部を認めて受け入れなくちゃいけないのだけれど、自分のことは棚に上げて、つい欠点に目が行ってしまうのです。

これが、他人より特に身内に起こる事が私の場合多いような気がします。

それが私の親子関係(私と私の子供でなくて私と私の親)を妙に捩れさせたものとなっているような感じです。

その人のすべてと向き合う、昔はそんな人間関係はどこにでも見られたのでしょうか?
何だか生きにくくなっているのはそう言う関係が希薄だからかしら?

すべてと向き合うエネルギーが今の人間には私を含めて少なくなっていると思います。

エネルギー=熱血と言い換えても良いと思うのですが、そう言うのが格好悪いと思われるようになったのはいつの頃から?


人生の醍醐味ー休日の過ごし方ー

休日の過ごし方と言うのは人それぞれですが次の話は結構、こういう考え方もあるかと目を開かれる思いがしました。

長女(日本で言う中学1年)の学校の友達の話。
一度、我が家に泊まりに来たのだけれどその晩に具合が悪くなって彼女の自宅に送り届けました。

我が家から車で20分くらいの国道のような広いメインストリート沿いの林の中に彼女の家はポツット建っていました。

後から娘に聞いたところによるとそれは1ベッドルームの家で(日本風に言えば1LDK)両親と姉の4人家族。

一つしかない寝室に夫婦用のダブルベッドが一つと姉妹用の2段ベッドが一つ。家族4人が一部屋で寝ているそうです。

日本に比べればはるかに恵まれた住宅事情のオーストラリアでこれはとっても珍しい話です。

正直、経済的に大変なのかなと思ったのですがさにあらず。
シドニーから車で2時間くらいの所のLake Macqurieと言う湖の傍に3軒の家があって一つは叔父さんに貸しているが後は彼女たちの週末ハウスだそうです。

週末過ごす家を売ってでもシドニーの家を増築すれば良いのになんて人の家のことを勝手に思って私たちは話ていたのですが、ここが考え方の違いなんですね。

平日は、両親は働き、子供は学校、つまり昼間は誰も家に居なくて、夜、寝に帰るだけ、そんな家に手を加えるよりものんびり終日家で過ごす別宅を大事にしようと言うことらしいです。

逆転の発想ですね。
でも、確かに正しい選択かも知れないと思いました。
中々実行出来る人は少ないと思いますが、人生、考え方一つで随分変わるものだと実感する話でした。

かく言う我が家の休日の過ごし方は…(今日迄3連休でした)どこにでもあるだらだらと寝坊してぼーっとパソコンに向かう、極めてありきたりなものです。


根本レメディー:自分を変える!

人には持って生まれた性質、体質と言うのがあります。

これをホメオパシーでは Constitutional Remedy=根本レメディーと呼びます。

何か病気の症状があってホメオパスの所に行くとカウンセリングを通してその時の症状に合ったレメディーが処方される訳ですが、それが慢性の疾患の時には根本レメディーを出すことが多いものです。

私がまだこの学生だった時に、当時習っていた敬愛するフランス系オーストアラリア人ホメオパス、ケン・ダランのところに若い頃からの慢性的な症状で診てもらいに行きました。

その中で処方された(いくつかのレメディーを順番に処方された)レメディーの中で Natrum Muriaticum と言うのがあります。
これは「塩」のことで、処方される前からこのレメディーを習った時に「う~ん。これは私のレメディーかもしれない。」と言う自覚は少なからずあったのです。

彼とのコンサルテーションの中では他にも「うん、これは私。」と思えるものはいくつかあって、根本レメディーが一つとは限らないと思っています。
一人の人間が色々な側面を持っているのは当然のことで、それがその時々のシチュエーションや環境で変化するものです。

ただ、その中でも私の場合、この「塩」が基本だと今でも思っています。

では、このレメディーの概略をお知らせしましょう。

1.抑えつけられた感情(特に悲しみ)が原因となる精神的な問題を抱
  えている。
2.批評されたり、言葉の暴力を受けたり、人から拒絶されることで人
  一倍傷つきやすい
3.孤独で一人を好む
4.柔軟性に欠ける。
5.過去の納得出来ていない出来事をいつまでも引きずる。
6.責任感が強く、罪悪感を持つ。
7.バランスに欠ける。
8.自分の周りに壁を作る。それを取り払うにはお酒やセックスが必要
9.防御本能が強い。
10.慰められると却って悪化する。

と、まあ、こんな具合です
私の性格が皆さんに分かってしまう?

レメディーを服用することでこれらの症状も随分和らいだように思います。そして、自分が変わることで周囲との人間関係も良い方に改善したと自信を持って言えます。

そしてそれが一番の収穫で大事な事だと思ってます。

持って生まれた性格なんて、そう簡単に変わるもんじゃないと思う人もいると思いますが、こればっかりは体験してもらうより他に説得できる方法を持ちませんが…

機会があれば是非お試しを!


見た目陽気なオーストアリア人、でも…

今日からこちらは3連休です。月曜日がクイーンズバースデー、つまり英国のエリザベス女王のお誕生日なんです。

お天気もよく順調な滑り出しの連休ですが、私はと言えばどこに行くわけでもなくパソコンに向かっております。

「引きこもり」が社会問題となっている日本ですが、こちらにそれに相当するような言葉があるのかちょっとわかりません。
概して、オーストアリア人は外が好きで、お天気が良ければ家にはあまりいないようです。

お金を使う娯楽が少ないせいか、戸外での楽しみ方はピクニックやスポーツです。
映画館はもちろんあって、日本よりアメリカ映画の封切も早いのですが話題の映画も最初の数日だけで後はいつ行ってもがらがら。
観客として見やすくて良いのですがビジネスとして成り立つのかどうか人事ながら心配します。

私はとても出不精でお天気に関係なく家に居るのが好きです。家にいても時間をつぶすのに困ることはないし、クリニックも自宅の一室でやっていますから通勤もないわけです。

たまに、刺激が欲しくなるときもありますが、以前書いた近くの喫茶店で珈琲を飲むので十分と言った具合です。

見た目も陽気な風ではない私ですが、一見陽気に見えて案外繊細で傷つきやすいオージーを見ているとどこも苦労はあるなあと痛感させられます。

人間、中々一切飾らずに生きることはどこの国にいても難しいようです。


セックスレス夫婦の特効薬

週刊誌などでも時々取り上げられる「セックスレス夫婦」についてちょっと書こうと思います。

日本では社会問題?となるくらい話題にもなっているようですがオーストラリア人にとっては考えられない話でしょう。

と書くと、なにやらオージーは性欲の塊みたいに聞こえますが、そういうことではなくて夫婦の場合あって当たり前、ないのは夫婦の危機以外の何物でもないからです。

愛し合う夫婦なら食べたり飲んだりするのと同じくらい当然の行為なのです。
ただ、この「愛し合う」と言う言葉も日本人の夫婦にとっては曲者かもしれませんね。
そもそも愛し合っていると断言出来る夫婦なんて新婚以外(新婚すら危ない?!)いないかもしれません。

オージーの場合、子どものために我慢して一緒にいるなどと言うことは滅多にないと思います。
一緒にいるのは愛し合っていると言う単純な理由なので嫌いになれば、またはもっと他の人を好きになれば別れるのが自然という訳です。

でも、どちらが良いとは一概に言える問題ではないですね。

さて、このセックスレス夫婦に効く特効薬はあるか?
ホメオパシーでは治すことが可能です。

そもそも、セックスレスと言うのは肉体的な問題よりもやはり精神的なところに問題が潜んでいると思います。

例えば、烏賊の墨から出来ているSepia は、妻の夫への嫌悪感を和らげる働きを持っています。

又ひところ話題になった砒素は逆に夫の妻への嫌悪感を和らげる働きを持っています。

他に、夫婦間の感情のもつれはないが、セックスに対する嫌悪感がある場合は、女性は、Sepia、Natrum muriaticum(塩)などがあります。男性にはGraphyte(鉛筆の芯)、Lycopodium(薬草の一種)などが効きます。

ただ、背後にはたいてい、ストレスや不安、恐怖など精神面での悩みを抱えているケースが多いと思うので良くカウンセリングをしないとレメディーを決めることが難しいですが。




びっくり!パリより多いシドニーのカフェ!

オーストラリア人の珈琲好きは世界でもトップクラスではないかと思います。なんと、パリよりカフェの数が多いと言われています。もちろん自宅でもインスタント珈琲やドリップ式で淹れて飲んでいますがとにかく外でお茶するのが好きな国民です。

街中いたるところにカフェがありどこも盛況です。特徴は室内のカフェよりも外(テラス)に椅子とテーブルを出したカフェが人気です。

大通りに面したようなカフェでも歩道に必ず椅子とテーブルを出しそこから埋まっていきます。
また、ファッションビルの中のカフェもいわゆる通路に椅子やテーブルを出しそこが人気です。

ビーチに行けばそこもカフェだらけ、シドニーシティーの中心(東京で言う丸の内と霞ヶ関を一緒にしたようなところ)もビルの路面に面したところは大小のカフェで溢れています。

オーストアリアにはモーニングティーの習慣があり大体10時半くらいになると人が集まってきてお茶します。仕事場に戻らなければいけない人は
take awayで発砲スチロールのカップに入れてもらって持ち帰ります。
カフェで飲む場合でも日本のようにカップに凝るということはありません。白い分厚い、丈夫なだけが取り柄のようなカップで出てきます。

人気のメニューはなんと言っても「カプチーノ」ミルクを蒸気で温めて珈琲に入れ、チョコレートパウダーを振り掛けます。
そしてカフェラテ、日本で言うカフェオーレです。ちなみに私の定番はこのカフェオレです。

最近、珈琲の淹れ方を競う世界大会があり、オーストラリアはメルボルンにあるカフェの若い男性が優勝しました。さもありなんと言う感じです。

若い頃から馴染みの喫茶店を持つのが夢?でしたが最近になってようやく実現しました。自宅から歩いて5分ほどのところに小さなショッピングビレッジのようなものがあります。
そこにもカフェが4軒!その中の一つが私のお気に入りでフランス人の旦那さんにオージーの奥さんが経営しています。関西に6年ほど住んでいたことがあり、淡路阪神大震災も経験しています。彼の作るケーキは日本のテイストが生かされていてやたらと甘いここのケーキより日本人には口に合います。
又、フランスパンとクロワッサンは絶品です。たまに、そこへ行って本を読みながらカフェオレを一杯、幸せにしてくれる魔法のようものです。

ちなみにお値段ですが大体シドニーのカフェはどこも珈琲一杯が3ドル程度です。(今日の為替レートは1ドル=約78円)

さて、この珈琲ですがこれはホメオパシーのレメディーの一つでもあります。
正式な名前は Coffea cruda と言います。
不眠症、興奮症、イライラ、過度の行動、などに効きます。又、記憶力を一時的に向上します。(夜のテスト勉強向き!)又、めまいや頭痛にも効果があります。
風邪などの原因以外の突発的な頭痛には一杯の珈琲(インスタントではなく、本格派の珈琲)が効果を発揮します。慢性の頭痛には向きませんが。
一度お試し下さい。


4人の実子を殺した母

衝撃的なタイトルですが、これはオーストアラリアで実際にあった犯罪です。

シドニーの地元誌「シドニー・モーニング・ヘラルド」の記事からの情報ですが。

シドニーの北西部に位置するワインの産地で有名なハンターバレーの一角のシングルトンと言う町での事件です。

被告はキャスリーン・フォルビッグ(35歳)で、89年2月に第一子キャレブ君(生後19日)、91年2月に第二子パトリック君(生後8ヶ月)、93年8月に第三子セーラちゃん(生後11ヶ月)、99年3月に第四子ローラちゃん(生後1歳7ヶ月)をそれぞれ窒息死させました。

逮捕されたのは99年の半ばのこと、何故それまで10年間の間に4人も殺すことが出来たのかが不思議なところです。

3人目のセーラちゃんまでのケースでは死因が幼児性突然死(SIDS)として処理されていました。
そして彼女自身、殺害は否定していました。
4人目のローラちゃんの死亡に際しては死因が特定されなかったため殺人の疑いが強まり逮捕されたと言うものです。

裁判の中で彼女の生い立ちが明らかにされ、その中で驚くべき事実が明らかにされました。

彼女の実の父親が彼女の実の母親を殺害していたのです。
彼女の父親はイギリス人でしたがキャスリーンが1歳の頃シドニーの西部に住んでいました。

当時、彼女の母親と父親は結婚しておらず別居中で内縁と言う形をとっていました。ある日、父親がその母親を路上で24回ナイフでメッタ付きにして殺したのです。

この事件の裁判で証人に立った目撃者は、その父親が「私が彼女を殺さなければ彼女は私の子供(キャスリーン)を殺していた。」と言っていたと証言しています。

この父親は有罪判決を受けて12年服役した後、イギリスに強制送還されて現在は行方不明と言うことです。

その後孤児となったキャスリーンはある家庭に養子として引き取られ父が母を殺したと言う悲劇については知らずに育ったということです。

そして成人して後、実の姉に会うチャンスがありその姉からこの事実を知り、「母が子を殺したかもしれないから父が母を殺した。」と聞かされたそうです。

キャスリーンはその後、25歳で結婚し、その2年後の89年に第一子を生んだそうです。

大きな疑問は何故4人も殺してしまうまで周囲の人間(夫や近所の人、医者、警察)が気づかなかったかと言うことです。
近所の人たちからは、「次々と子供を亡くす可哀相な夫婦。」と見られていたそうですが、3人の子供を自然死で失うのは天文学的に稀な確立だそうです。

証拠として裁判に提出された4人目のローラちゃんを妊娠中に書いた彼女の日記には、こう書いていたそうです。

「私はまぎれもなく父の子。今は流れに沿って身を任せるだけ。チャンスがあれば次も又、私が私のほかの子供に対してしたのと同じ行動を取るでしょう。」

彼女は有罪が決まり、終身刑となりました。

これも幼い頃の心のトラウマの一つでしょうが、あまりの狂気と悲劇に言葉が見つからないですね。


魅力的な女性の膀胱炎の裏側は?

今日も昨日に続いて症例を一つ紹介します。

22歳の女性が膀胱炎が理由でクリニックに訪ねて来ました。
一般の医者(GPとこちらでは言う)に言って抗生物質を服用したが効果がなく、もう、新薬は飲みたくないとの事でした。

大変キュートな女性で海外からオーストラリア移民して来たようです。

最初は、膀胱炎のことだけで他の事は中々話そうとしませんでした。

色々なアプローチを試みているうちに彼女が自分のことを語ることでその人から彼女がどんな人間か判断されることに嫌悪感を抱いていることが分かりました。

更にその奥には、彼女自身が彼女を「汚れた人間」だと思っていることが見えてきます。

彼女には4歳になる息子がいますが結婚はしていません。
彼女の話の中にはいろんな男性が登場して来ました。

その子の父親がその中の一人かと聞くと、「今話した中の誰でもない。」と言います。

最近結婚式を予定していたけれどもそれを彼女の方から破棄したと言います。その理由も彼女自身にあったようです。

両親のことを聞くと、彼ら、特に父親の絶対なりたくないから家を出てオーストラリアに来たと言います。
彼女の話によれば父親はホームレスのような生き方をしているらしいです。

彼女の夢について聞きました。(夢はホメオパシーの中では大変重要な要素です。)

恋人の一人が出てきて背後から彼女の首を掴むようにするといいます。(首を絞めているのとは違います。)

これはとても特徴的な症状す。

膀胱炎、強い膀胱の痛み、誰かが彼女の首(喉)に手をかける、性欲、他に忙しくしていたいこと、恐怖感、などが決め手となって、レメディーはCantharisを選びました。

Cantharis は、スペイン蝿です。

身体的な症状としては膀胱炎に良く効きますが、ではすべての膀胱炎の患者に効くかと言うとそうではありません。

精神的な問題なくして、ホメオパシーのレメディーを処方することは出来ないのです。

病気の裏側にあるその人の本当の問題を探り当て患者さんの全体を診ることで治すものなのです。


唇を噛む癖の裏側にあるもの

今日は、症例について書こうと思います。

ある日、50過ぎの女性がクリニックを訪れました。
彼女の主訴は、唇の裏側を噛んでしまいそれが傷になることです。
そういう経験、皆さんにもあるんじゃないかと思います。実は私もよくやります。

彼女の場合、それが週に3回くらいあって、しかも傷となった部分に新しい皮膚が形成されそれがとても気になると言うものです。
たいてい、食べた食後に起きるのですがそれがもう4年くらい続いていて段々ひどくなっているとのこと。

それだけではどんなレメディーが彼女に良いか分かりません。
現在抱えている精神的な悩みなどがないか聞いていきます。

彼女が彼女の幼少の頃のことを語り始めたとき、涙が止まらなくなりました。
父親による暴力を受けていたのです。
家庭不和からくる金銭的な不安もあって幼少時代はいつも毎日の生活が安定しないまま恐れを抱きながらの苦しい日々だったと言います。

その後、結婚しますが彼女が二人の子供の育児に忙しかった頃、夫が毎週金曜日に遅く帰るようになります。

当然彼女は不審を抱き夫に直接問いただしますが、彼の答えは「友人とパブで飲んでいる。」というものでした。それを素直に受け入れることが出来ず、カウンセリングを受けます。

そして、ある金曜日の晩、カウンセラーの助言もあって彼女は久しぶりにお洒落をして夫が行くと言っているパブに出かけてみたのです。

そこに、夫は確かにいて友人とお酒を飲んでいました。彼女が心ひそかに危惧していた浮気ではなかったのです。

しかしそれがきっかけで夫は妻の気持ちに気づき、それ以来現在まで毎週金曜日の夜に出かける習慣が続いています。

従って現在の結婚生活は落ち着いていますがでは何が彼女にくびるを噛むという行動をさせるのでしょうか?

彼女がどんな時に不安になるか、怒りを感じるか、何を恐れているのか、さまざまな質問を繰り返します。

そこで見えてきたのが、幼少の頃の父親による暴力の影響です。

今でも、彼女は父親が怖いと感じています。何かあると殴っている父親の顔が思い浮かびます。

そして、何かあると「あっ、又殴られる。」と言う錯覚を抱いてしり込みしてしまう自分がいるのです。

それが彼女の心の奥深くに刻みこまれた恐怖の源だったのです。

その他に。特徴ある症状としては、「音に非常に敏感であること。」「蛇に対する恐怖心が異常に強いこと。」

これらが決め手となって彼女に処方したのは、「Elaps」、蛇のレメディーです。

前に書いた、幼少の頃の心のトラウマの一つの事例です。
小さい頃の思いを消し去ることは出来ませんが、思い出しても辛く感じずに済めば彼女の人生は随分変わるのではないでしょうか。


漢字が読めるオーストラリアの税関職員

今日はホメオパシーの話から離れてオーストラリアの税関について書いてみたいと思います。

永住者や駐在員が日本とオーストラリアを行き来する時、必ず日本の食糧を持ってます。

昔は、(5,6年前まで)は税関を抜けるのもとっても簡単でほとんどフリーパスでした。
ところが、時節柄どんどん厳しくなっています。

銃等器やドラッグなどはもちろん違法で厳しい(と言うより犯罪)ですがここの異常なほどの厳しさは食料に現れています。

中でもいけないのが肉類と卵、植物、乳製品です。
卵は生はもちろんのこと、加工品も駄目。
例えば、一番良い例がマヨネーズ。
オーストラリアのマヨネーズは日本人には甘くて口に合わず、日本のマヨネーズが離せません。こちらの日本食料品店でも手に入りますが、当然高いので日本へ行った時は買うべき品物リストのトップでした。

ところがこれが見つかると没収です。
又、肉の絵が書いてあるカレー粉も駄目。
植物である天津甘栗も取り上げられました。

あの品々はいったいどこへ行くんだろう?
これがいつも疑問。
本当に廃棄処分なんだろうか?

そして、税関の職員はトレーニングを受けて、「食べ物」「卵」「肉」「乳」と言う漢字が読めるようにまでなりました。

今では商品の原材料のところまで見て「これは卵が入っているから駄目!」とか言います。
他の日本語は一切しゃべれませんが。

テロの警戒やSARSの影響で税関検査は厳しくなる一方。安全のためには仕方のない側面もありますが…
せちがらい世の中になっています。


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Author:lotushomeopathy
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